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「変身ドライバーだ。身体能力を強化する強化服を纏える。」
「そんなものを持っていたのか…。」
「これが悪用されたら世界は終わりだ!」
「解った…。」
若い男も覚悟を決めたようだ。
「腰に巻け! 後は、ドライバーがナビゲートしてくれる!」
変身ドライバーを腰にセットする若い男。
「起動コマンド『HENSHIN』を叫べ!」
深いため息の後に、
「HENSHIiiiiiN!!!!!」
叫ぶ!
腰に巻かれたベルト状のドライバーに光が点り、起動されたと解る!
ナビゲート音声が流れる。
『変身ドライバー起動します。』
『始めての変身ですね。』
『先ずは、ユーザー登録をお願いします。』
変身ドライバーが、光のキーボードを男の前に映し出す。
質問の答えを入力していく。
『お名前は?』
『住所は?』
『お電話番号は?』
『Eメールアドレスは?』
『生年月日は? 西暦でお願いします。』
『以上で、ユーザー登録が完了いたしました。』
『変身ドライバーは、声紋と生体を認証するシステムになっており、ユーザー以外は変身できない仕様となっていますので、ご安心してお使いいただけます。』
『現在アンケートにお答えいただくと、Sレアの装備が貰えるキャンペーンを行っております。』
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