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ザハト「中々の数ですね…。しかし何も問題ありません、我々にお任せください」
デュカス「すまんな、無理を言ってしまって…。…本来なら私自身が市街地に行って、あのクソッタレの人形共を掃除してやりたいところなのだが…」
ザハト「大佐が出るまででもありませんよ。我々だけで十分に対抗出来ますよ」
デュカス「そうか。分かったよ。…だがもし赤い目…クラースヌィグラースに遭遇した場合は、無理して戦おうとせずに、直ぐに撤退してくれ。
奴ら赤い目は人形共の中でも…。特に耳障りで目障りな存在だと言えるからな。…まさに「害虫そのもの」だ。
…奴らと同じ空気を吸っていると思うだけで、私は虫酸が走ってしまう」
デュカスは「吐きそうな顔」をしながら、ザハトに対してこう答えていく。
深紅に対して優しく接していた人間とは思えないほどに、デュカスは豹変している。
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