~義勇隊(飼い犬)~

3/6
24人が本棚に入れています
本棚に追加
/448ページ
???「相変わらずねぇあんたら。いつも通り仲良しみたいで、安心したわ」 隊員の一人である女性がビルの上から、狙撃銃のスコープでエドワードとヴェインを覗きこみながらこう呟き、そして間髪入れずに狙撃銃で二人の援護を始めており、次々と人形達を狙撃していく。 エドワード「ひゅ~。やるねぇ「メラン」ちゃん、相変わらずいい狙撃の腕前だよ」 エドワードはメランと呼ばれるスナイパーにグッドをしながら通信でこう話かける、そしてショットガンで人形達を攻撃していく。 ヴェイン「メラン、あまりコイツを調子に乗らすでないぞ?」 ヴェインもメランに対して通信を入れており、その度にエドワードやメランに的確に指示を出していく。 メラン「分かってるわよヴェイン。それくらいはさ」 メランはこうぼやきながら、次の狙撃ポイントであるビルに向かって走り出していく。 彼女はビルからビルを走り抜け、そして離れたビルに向かってジャンプしてビルをよじ登っていく。 ???「さて…、俺もそろそろかな。ヴェイン、エドワード、奴等を誘きよせてくれないか?」 ヴェイン「分かった、任せてくれ」 エドワード「あいよっ。任せて頂戴よ~」 二人は通信でこう答え、人形達を誘きよせる為に移動を開始する。 ちなみに彼らの通信は無線機によるものではなく、彼らの体内のナノマシンによって行われている。
/448ページ

最初のコメントを投稿しよう!