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俺達は取りあえず自分達の教室に行った。
「孝哉!!ずっと探してたんだよ!」
そう言って孝哉に抱き着いたのは遥だ。
遥と孝哉は付き合っている。
どうやら孝哉を探していたらしい。
独り身の俺にとってはうらやましい。
「感動の再開のところ申し訳ないがここは体育館から近いから別のところに行かないか?」
俺は2人と安全な場所に逃げるため2人に話しかけた。
「そうだなじゃあまず体育館から一番遠い視聴覚室に隠れるか!」
孝哉が提案してきたが俺はすぐ却下した。
「いや、確かに一番遠くて時間稼ぎにはなるけど奴は聴覚が優れてるんだろ!もし見つかったことを考えて隠れるなら退路が確保できる1階の方がいいな。」
「じゃあ1階の保健室にするか!?」
そう言って3人で保健室に隠れることにした。
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