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冷蔵庫の扉を開けて、
朝食になるものを物色しだした。
簡単に朝食を取り、
化粧をして身支度を整えると車に乗り、
事務所に向かう。
事務所に付くと裕子の上司が心配そうに声を掛けてくれた。
「ご両親どうなの?」
「ええ、
とりあえず入院させて今は落ち着いています。
済みません御心配掛けまして」
「でも一人じゃ大変だ、
仕事のほうはあまり無理しなくていいよ」
「有難うございます。
しばらくは早く帰りますけど」
「うん、
了解」
涼子は会釈して自分の席に着いた。
パソコンを立ち上げるといつものようにメールを開く。
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