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でも下半身は萎える事なくはち切れそうなほど痛い。
玲音はさっきの続きと言わんばかりに俺の下着に指を掛けた。
もう俺に抵抗する力は持っていなくて玲音がする事を黙って見ていた。
ゆっくりと露になる下半身はもう既に完勃ちしていた。
「瑞樹は気にしなくていいんだよ、だって瑞樹はXXXなんだから…ただ好きでいいんだよ、瑞樹は誰のものにもならない存在だから」
玲音がなにか大切な事を言ってる気がしたが、分からない、聞こえない。
まるで自分ではないような不思議な気持ちだった。
でも、その分からない中でこれだけは確かに分かった。
『この男が欲しい』という本能が俺の中にあった。
男にそういう感情を抱いた事がなかったのに何故だろうか。
まるで俺ではないなにかの意思を感じられて怖かった。
いや俺は俺だ、それ以外になにがあると言うんだ。
玲音の唇がゆっくりと動くのをぼんやりと眺めていた。
「さぁ、愛の共同作業を始めようか…瑞樹」
触れられた場所が熱を持ち、俺を支配していく。
そうか…きっとこれが、愛されるという事なのだろう。
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