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「お前って本当に可愛げがないな。」
「うっさいなー。余計なお世話だっつーの。」
私は、彼の背中をバンッと叩いた。
私達は、いつも会う度にケンカをする。
自分でも可愛げがないのは分かっている。
でも、好きって気持ちがバレたくないから…ついつい、天邪鬼な態度をとってしまう。
私がもっと素直になれてたら、少しは違ってたのかな?
でも、今更素直になったって遅い。
だって…。
アイツは私の親友と付き合い始めたから。
親友は私と違って素直で可愛い女の子。
だからこそ、素直になれない自分が…大嫌い。
ーENDー
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