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「あんたの課題点は早起きくらいでしょ」
「沙羅食べないならハンバーグちょうだい」
「うん、まぁ、うーん」
ママがいなくなるってだけで、こんなにテンパると思わなかった。
「大丈夫よ、今だって悠君が起こしてくれてるじゃない。１週間くらいで帰れると思うし」
「ポテトサラダもちょうだい？代わりにトマトあげるね」
「うーん、そだね。はぁぁ」
深い深いため息をついてテーブルに目を向けた。
「なにこれ！」
お皿の上はミニトマトだらけ！
「私のハンバーグどこ！ サラダも！」
「ちょうだいって言ったらうん、て言ったよ」
私の夕御飯はすでに悠君のお腹の中みたい。
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