第一章 始まりと試練

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俺はポケットから食べ物を出す。それはスニッ〇ーズ!! 「おおーー!!これはこれは」 「すごいよ!」 「そういや自己紹介がまだだったな」 「僕はトマト」 「は?」 「あ、ごめん。どっちにしろ、いずれは犯罪は犯すと思う。たとえば物を盗むとか、そういった場合のためだよ」 「そうか...んじゃあ俺は孝太だ。どうせもうそろ国は機能しなくなるだろ」 「たすかに、俺は凌也」 「孝太くんに凌也くんね」 「「おう」」 *** 「もういいか?」 「そうだな。2日はいたが誰も来なかったしな」 「うん」 その時 「俺らも行っていいか?」 そこには六人の人たちがいた。そのうち男は出刃包丁と普通の包丁を持っていた。 「どうする?」 「普通に考えて一階は無理だとおもう」 「あー、なら屋上はどうだ?」 「なぜ?」 「屋上ならほら、よくはしごとかあるでしょ?それ使って降りようぜ」 「なるほど」 「だがどうする?普通の道は行けそうに無いぞ?」 「ダクトを通る。それでいいな?」 「おけ」 吸い込み口を無理矢理開け、ダクトを通る。しばらくして..... 「きゃあ!!」 男に着いてきた女が床に吸い込まれるように落ちていく。そして次々にダクトの亜鉛めっき鉄板が剥がれていく。メキメキメキという音をたてて.... 「あぁあああぁぁ!!」     
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