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「うわぁぁぁぁ!!」
そして、落ちた場所は多目的ホールのような場所であった。絨毯に椅子や机等々色々と折り畳まれて設置されていた。隅にはダクトの吸い込み口があった。
だが何より驚いたのは、目の前にいた2m弱の巨体で大きな斧を持っていて、頭には袋を被されており、釘で直接止められていた。
「ヒッ、なんだよ...あれ...」
「死にたくない。死にたくないよ」
「命だけは...命だけは...」
泣く者、怖じ気づく者、命を乞う者、様々だった。唯一武器を持っていた男さえも怖じ気づいていた。そして
グシャッ
肉が潰れる生々しい音がなり一瞬で男は死んだ。俺はこいつには勝てないと瞬時に悟り凌也に語り掛ける。
「あそこにダクトの吸い込み口がある!早く行くぞ!」
「お、おう!」
「ま、まって!私も!!」
「俺も!!」
そこにいた全員が俺と凌也に着いてくる。しかし、斧を振り回す巨体のせいで次々と殺られていく。そしてダクトにたどり着いたのは8人中4人だけだった。
「「ふんっ!!」」
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