粛清神様のご降臨

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いったい、何があったんでしょうか。 富士山の上に、大きな男の人が座るようになりました。 北東を向いて富士山に座っている「山中さん」は、 遠く茨城県にある、筑波山を睨んで監視しています。 その為、その視線の間にある関東地方は、 「山中さん」による魔法がかかってしまいました。 魔法の内容は結構深刻です。 人間が脳内で淫乱かつ卑猥な事を想像するたびに、 そういう想像をした人間の指が、ヘシ折れて飛ぶんです。 しかも、二度とその指はくっ付きません。 左手から始まり、右手に続き、 巡って、左足から右足の指がヘシ折れ飛びます。 20本あった全部の指がなくなると、 最後には股間のイチモツが吹っ飛んで消滅します。 男の場合はそうなるし、女の場合は穴が消滅します。 あまりにも突拍子もない事ができる「山中さん」を、 一部の地域の人は「神様」と呼びました。 凄い力を持っていれば「神様」ですよ。簡単ですね。 「神様」に見守られた関東地方は、 女の子を育てる聖地となりました。 純愛ならどんな想像でも、行為でも、 指はヘシ折れ飛ばずにすむからです。 そんなこんなで、今日も処女と処女厨による、 激しい攻防戦が繰り広げられているのでした。
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