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私の中で何かが弾けた。私は隼が好きだ。ずっと隣に居たい。友達としてではなく、恋人として。 でも線を越えられなかった。どんなにお似合いだって言われても、いつだって実は壁を感じていた。それを壊そうとする勇気がなかった。今の関係に甘えていた。そんな私に、隼が心を晒け出せる訳がなかったのに……。 それから先は、必然のように月日は流れて、少しずつ隼が私の家に来る回数は減っていった。隼はクラスでも長谷川さんとよく喋るようになって、周りはそれをどこか奇異に思う目で見ていた。
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