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学校でも顔を会わせて、帰ってからも連絡を取り合う。
新鮮さがないだけか?
「はぁ」
ベッドに横になり漫画を読む。好きな漫画を読むこの時間が幸せだったりする。ただ、返信が来たことを知らせる機械音が鳴ると何だかため息が出てしまうのだ。
俺って感情ないのかな。
彼女からの連絡が嬉しくないって結構ヤバイだろ。
そんな風に思ってた。
自分のことを。
それで結局は麻未から俺は振られることになるわけで。別れを切りだされた時に内心ホッとしている俺がいた。
一生誰かと結婚することもないんだろうな、ガキながらに勝手に悟っていた。どこまでも身勝手で馬鹿なガキだったんだ。
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