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「おいおいおい……なんでいきなりケツを出させるんだ。お前らの神様が黙っちゃいないんだろうが、ええ?」
早口にまくしたてるルフには実のところ何もできない。かさついた指先が、剥き出しになった尻をゆっくりとなでまわす。
普段隠されている肌は、筋肉がついていても意外になめらかで柔らかい。さわりごこちを楽しむ様子でたぷたぷと尻たぶを持ち上げては落とされ、ルフは目元に血が集まるのを感じた。男から発せられる獣欲の匂いが鼻について、否応なく感覚を刺激する。欲求不満をこんなに後悔したことはなかった。
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