2章あえて言おう、桃太郎の桃を拾えるお婆さんは大物である!と

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「策略を巡らせ、裏切りを誘発させ、援軍を遅らせ、神王陛下と草原で対決した軍があったそうよ」  ほほう。過剰ですな。そんなに戦力差があったのでしょうか。 「決戦時、10万対1万だったそうよ」  ふへ、よくそんな無謀な戦をしようと思いましたね。素直に関心です。 「1万が神王様よ」  ……うん、流れ的にそうなりますよねー。  ……平原なんですよね?  10万の軍勢が布陣でき、その場の策も罠も巡らせられない……。 「3日後、神王様の援軍3万が到着した時、神王軍はほぼそのまま。相手の10万は半数にまで減らして軍としての体裁を整えるのがやっとの状態まで追い込まれていたの……。それも援軍を見て、大半が逃げ出そうとしたそうよ。首脳部としては全滅宣告ね♪」  ……ナンスか。神王様というか神王軍ってバグキャラじゃないですか? 「神王様は3日間の戦闘で『半数にまでしか減らなかった』相手に、『我が軍相手に見事である! 引分けとしてやろう、誇りを胸に引くがよい!』と宣言したそうよ。防衛目的の神王様と侵略目的に相手だったら引分けじゃないんだけどもね……」  あ、相手が弱い国だったのでしょう。ほら、織田信長も弱卒を率いるために色々策を弄しましたし、基本数で押して勝負してましたしね、ははは。そういうこと……。ではないのですね。 「今は分割しちゃったけど、大陸南部を平定した時の帝国は強かったそうよ。皇帝なんて『武帝』とか呼ばれてたし、装備もお金かけてたそうよ」  何か聞いたことがあります。上杉謙信と武田信玄ですね。確か信玄が2倍の兵力差をもって謙信にようやく引き分けたことを誇っていたとか……。こちらは10倍ですか、化け物ですね。 「今日読んだ絵本の主役も神王様よ。作者曰く『悪魔の数多すぎて書きたくないから3体に減らしました』らしいわ」  運営(かみ)さん! チーターです。チータがいます。  ……うん、侵略欲少なめの国なので大陸東部に触らなければ脅威はないのですか……。  え、私が抱いた感想?  ……ウルトラ〇ンに率いられた仮面ラ〇ダーの大集団。  ……うん、正しい気がしてきた。
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