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体育祭で水野君はハードル競技に出た。陸上部じゃないけど運動は好きと言っていた。
見た目も中身もインテリなのに運動も出来るなんて完璧じゃない?
「水野くーん!頑張れ!」
誰よりも大きな声で応援をすると声に気が付いたのか私の見て笑ってくれた。
そして水野君は高いハードルを一つ一つ飛び越えていき、結果は陸上部選手には負けたけどそれでも3位なんてすごい!
「今日告るんでしょ?いい結果だといいね」
「絶対大丈夫、私が一番水野君のこと好きなんだよ?フラれるわけないよ」
「あはは、その意味不明な自信はどこからでるわけ?」
美紀はそう言うけど、水野君を一番好きなのは絶対に私。
それにさっきも声に気が付いて笑いかけてくれた。これならフラれない。大丈夫。
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