魔王はいつも暇である

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エレン「じゃ、早速遊ぼっか♪」 エルファ「断る! お前の遊ぼうは一歩間違えたら俺が死ぬ!」 断ったにも関わらず魔王はウキウキしながらエルファに黒い塊…闇属性の魔法弾を大量に放つ エルファは焦りつつそれらに対処する エレン「流石エルファ♪俺の遊びについていけるのはお前とヘッド位だよ♪」 エルファ「これを遊びって言ってるが俺とヘッドにとって一歩間違えたら死ぬわ!」 ヘッドとは誰かなのかは後々にするとして扉が勢いよく開き黒髪で山羊の様な角を生やした男カツィカ・ヘイアンが入ってきた 「失礼します!御報告があります!」 エルファ「よし!魔王様!一旦中断!」 エレン「チッ」 カツィカが入ってきた事で遊びという名の戦闘が終え魔王はつまらなそうな表情をする エレン「で、何? 俺とエルファの遊びを中断させるくらいなんだから余程の事だよね?」 カツィカ「はい!ビシッ 実は!クルッ アルヒコ地方の!グルルッ フォス村に!ブーンッ 光の勇者が!ピタッ 現れるそうです!ビシィッ」 報告の最中カツィカは回転して最後に決めポーズをした 何故そうするかは魔王に面白がってほしいからである この様子に魔王は少し嬉しそうな顔した エレン「カツィカ(お前)は相変わらず面白いな もう下がっていいぞ」 カツィカ「ありがとうございます!」 魔王に褒められたカツィカは嬉しそうに部屋から出ていった
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