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好きな人の肩越しに風を受ける。
「晴れて良かったな、凛!」
「ですよねぇー♪」
バイクを運転する瑞希お兄ちゃんが、ミラー越しに話しかけてくる。
これに、半ヘルメットをかぶった私が、首を縦に振って答える。
みなさま、ごきげんよう!
龍星軍4代目総長の凛道蓮です。
本日僕は、瑞希お兄ちゃんとバカンスなんです。
「つーか、晴れすぎじゃねぇ~凛たん?」
「あーん、後で日焼け止めを塗り直さなきゃ!凛ちゃんにもぬってあげるからね♪」
「少しは日光を浴びておかんといかんぞ、凛道。体内と食物からとれないビタミンが、太陽の光によって体に吸収されるのだからな。」
「わははははは!海に凛助を投げ込むのが楽しみだぜ!!」
「馬鹿!入るの間違いだろうが、皇助!!心配するなよ、凛!お兄ちゃんが守ってやっからな?」
「あ、ありがとうございます・・・」
訂正。
残念ながら、+@付きですけどね。
〔★2人きりとはいかなかった★〕
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