天国か地獄か!?龍星軍のバカンス!!~前編~

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「わかった!俺ら、もう一勝負してから行くわ!」 「すぐ追い付くから待っててね~凛ちゃん!」 「次も俺が一番だろう。」 「わははははは!」 「熱中しちゃってますね・・・」 「はははは!競争になれば、俺もそうなるわ。」 ポンポンと頭を軽く叩かれたのもよかったが、瑞希お兄ちゃんと2人きりになれることになったのが嬉しかった。 波に身を任せ、陸地へと近づいて行く。 程なくして砂地へと上がる。 荷物を置いているパラソルへともどる。 そこで私はゴーグルをサングラスに、瑞希お兄ちゃんはパーカーを着る。 パーカーのファスナーを首元まで上げながら言った。 「さーて、なんか飲むついでに、軽く食っとくか?」 「そうですね・・・ちょっとお腹がすいたかも・・・」 「でしたら、忍者食はいかがですかぁ?」 「「はい?」」 背後からの声に、思わず身構えて振り返れば―――――――――― 「え!?忍者!?」 黒い生地と、短い丈の着物を着た女性が立っていた。 「な、なんで忍者が海に!?」 「うふふふ・・・・くノ一よ、坊や。」 ウィンクすると、手にしていた紙を差し出すキレイなお姉さん。 短い髪をアップしており、その首すじと口元のほくろが印象に残った。 「ただいま開店キャンペーンで、割引クーポンお配りしてます♪よかったら、お姉さんと一緒に来てね?」 「それ、俺に言ってんのかな、異性のお姉さん?」 「え!?・・・あ!?やだ、ごめんなさーい!お兄さんね・・・」 瑞希お兄ちゃんの言葉に、パーカー姿の彼の股間を見ながら誤魔化し笑いをするくノ一さん。 〔★アダルトな確認だった★〕
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