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現役メンバーが盛り上がるのはわかっていたけど、OBである瑞希お兄ちゃん達もお兄ちゃん達でにぎやかだった。
「おーおー、ガキ共のテンション高けぇな。」
「そりゃあそうよ。凛ちゃんがえんちゃん達を仲間にしてから、どれだけ時間が経ってると思ってるの~?」
「待ちくたびれたというのか?ふん、しんぼうが足らん。」
「わははははは!!早く発表しやがれ、凛助ぇ~!!」
「つーか、凛!!もっと気合入れてしゃべれ!お遊戯会の司会じゃないんだぞ~?」
「は、はい!すみません!」
瑞希お兄ちゃんからのLOVE注入もあり、軽く咳払いしてから切り替える。
凛道蓮漢モード、ON!!
「今日は集まってもらって、みんなサンキュー!」
「リンリ~ン♪」
「凛さんっ!!」
「待ってましたぁ、ご主君♪」
「うはははは!アイドルかーい!」
拍手してくるちーちゃんと可児君とつなぐと、陽気にツッコミを入れてくるヤマト。
「長いこと空白だったんだが・・・総長以外の役職、副総長を含めた肩書をみんなに継いでほしい。」
「けっ!かっこつけやがって。」
「ばーか!凛はあれが素なんだよ。やっぱ、あたしが一番、凛をわかってるわな~」
「カ、カンナ!?それ、どういう意味だよ!?」
「悠斗、落ち着けって。」
いつも通り不機嫌な顔の円城寺君と、にこやかなカンナさんと、なぜかオロオロしている悠斗君と、そんな悠斗君をなだめる秀君達。
「凛たん、どんな割り振りしたんだろうな~」
「わはははは!高千穂を選んでるに1000円。」
「ならば、10000万だ。」
「かけるな、お前らっ!!」
「てか、全員が高千穂ちゃんに入れたら、賭けが成立しないじゃなーい?」
(何やってんだろう、瑞希お兄ちゃん達・・・・)
聞えてきた会話に呆れつつも、男らしく告げた。
「まずは、親衛隊長から発表する。」
「「「「お~~~!!」」」」
「お♪俺からかぁ~」
私の言葉で、にぎやかな4人組と烈司さんから声が上がる。
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