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「じゃあ続ける。今度は特攻隊長から発表する。」
「「「「お~~~!!」」」」
「わはははははは!!俺様のターンキタァぁァァァ」
私の言葉で、にぎやかな4人組と百鬼から声が上がる。
「俺の代では特攻隊長は、13代目になる。ハッキリ言って、一番危険な役職だ。敵陣や警察相手に先頭きって、特攻してもらうわけだからだ。チームの守護神、守護役として協力してくれ。そう思って選んだ。」
「うはははは!照れるのぉ~!」
「忍びとは、危険をともなう仕事・・・ついに俺の出陣か・・・」
「だから、誰がお前らって言った関西人と忍者!?」
「りんどーの奴、誰を選んだんだろうな、大河!?」
「・・・・黙って聞いてろ。」
「凛さん、誰にしたんすか?」
「ああ・・・・龍星軍13代目特攻隊長は―――――――」
私の言葉に合わせて口を閉ざす一同。
伝わってくるドキドキに、私も胸を高鳴らせながら言った。
「五十嵐ヤマトくん。」
「「「「「「ぎゃああああああああああ!!?」」」」」」
「うはははは!任しとき!」
「わははははは!!おもしれーじゃねぇかっ!!」
万歳して、手を叩く本人と、満足そうにする初代特攻隊長。
しかし、喜んでいるのは2人だけだった。
「しょ、正気ですか、凛さん!?」
「りんどー、あいつはやめた方がいい!」
「つーか、凛と同じでヤンキー経験もない馬鹿だぞ!?」
「そーだよぉ!ヤマトっちには、俺のサポートしてほしい的な~!ポケモンGOも一緒に出来るし~」
「文句をつける気はないけど、凛君さ・・・・」
「ぼっしぃ~どうして関西人なの?」
「どんな基準で選んだんだ、凛道・・・!?」
「うははははは!照れるのぉ~そんなに言われると♪」
「いや、喜んでますけどヤマト・・・たぶん、あなた、けなされてますよ?基準と言われましてもねぇ~」
全員から質問が出たこともあったので、正直に答えた。
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