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「え~ここまでで、質問のある人はいますか?」
「授業か!?」
「だんだんと、空気がゆるんできてるじゃねぇか!?」
「てか、なんで後から来た奴ばっかりなんだよ!?」
「なぜ俺が選ばれないんですか、凛さ――――――ん!?」
「そろそろ俺の出番ですよね、我が君?」
それで互いに、火花を散らす5名。
「みなさーん!まだ話は終わってないから、最後まで静かにして下さい。」
険悪になる空気をなんとかなだめて先に進める。
先と言っても・・・・
「つーても、残ってる役職は・・・・」
「あと1つだよねぇ~?」
「うはははは!誰やろう~!?」
決まった3人が固まってコソコソ話す。
「「「「「残りは副総長・・・!!」」」」」
「いや、補佐職も残ってますよ?先に言おうか?」
「「「「「後でいい!!」」」」」
「あ、そう・・・。」
〔★凛の提案は却下された★〕
「副総長、かなり迷ったけど・・・・・発表する。」
それに誰も何も言わない。
「・・・5分の1の確率だよね~・・・」
つなぐの言葉にも反応しない。
むしろ、私をじっと睨んでくる姿が怖い。
というか・・・・
(選ぶ側の身にもなってよ。)
追加で1名増えたとはいえ、8人の中から選ばなきゃいけない。
「やれやれ・・・・やっと静かになったか。」
初代メンバー最後の未発表の役職である、元・副総長がため息をつきながら言う。
「どいつにしたか知らんが、俺の腕章を受け取る以上・・・・人生かけてもらうぞ・・・!?」
「「「「「プレッシャー!?」」」」」
「を、かけないでください!!」
本気の目で言う獅子島さん。
そんな彼とは、まだまだ歩み寄れないと思いながら言った。
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