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わきあいあいとしている2人を見て思う。
(よかった・・・・)
瑞希お兄ちゃんのおかげで、気難しい円城寺君は総長代行を引き受けてくれた。
瑞希お兄ちゃんとしっかり手を取り合っているので、もう大丈夫だろう。。
手を握り合ってるのが妬けちゃうけど、円城寺君から発せられていたギスギスした空気はなくなっていた。
これで、残りも進めやすくなる。
「ということで、残りの補佐だけど?」
「はいはい!その流れで行くと?俺が親衛隊長代行か!?」
「なるほど、代行という方法もありか?」
「一気に言っちゃってくれよ、凛君!」
「え?そうですか?それじゃあ」
キラキラした目で言う3人のリクエストを受け、一言で終わらせた。
「親衛隊長補佐を長谷部悠斗、遊撃隊長補佐を関山つなぐ、特攻隊長補佐を吾妻秀一に任せる。それぞれ初代の、親衛隊長、遊撃隊長、特攻隊長から腕章を受け取ってくれ。」
「「「普通に補佐かよっ!!?」」」
「?そう言ってるじゃないですか??」
〔★凛は期待を裏切っていることを理解していない★〕
ブーイングが上がったのは、3人だけじゃなかった。
「なんで、こいつが俺の補佐だよリンリン!?」
「ちーちゃん。」
「あり得ない系なんですけど!?説明プリーズ!!」
「え?早く仲良くなってもらおうと思って。」
「そんだけ!?」
「いやいや。遊撃隊長は、遊撃しなきゃダメじゃない?だから、つなぐの力が必要なんだよ。」
「わーい、我が君に必要とされた~♪」
「くっ!俺だってリンリンに必要とされてるから!」
「てか、僕のことぼっしぃーて呼ばないの、つなぐ?」
「その時の気分で呼びますよ、我が君♪」
(だめだこいつ・・・・どうあっても主君呼びする気だ・・・・)
〔★なかなか手ごわい★〕
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