七四五五

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「あそこに、なにか光ったような、朱音さん」 「どこですか?」 「池の左のほうですよ、」 朱音は、光を1つ見つける。 それを円城寺に伝えようとしたら、二つ三つ、、、、 どんどん増えてきて、池の周りにたくさんの源氏蛍が飛び回り、 幻想的な光の、雄が雌に舞い踊りながら求愛踊りを披露している。 星の数より多いんじゃないかと間違えてしまいそう。 二人は、その光景に圧倒されて言葉が出てこない。 しばらくして朱音が、、 「星よりも、輝き増した、ホタルかな、、、」 「それって俳句ですか?朱音さん」 「それでは、僕も、、」 「すっころんだ、見上げた空、月がない、、」笑 「それって、俳句ですか?円城寺さん」笑笑 「あはは、冗談ですよ、、」笑 「それでは、真面目に、、 雲流れ、、岩苔雫、、美女の巣、、 濡れる指先、、膣を弄る、、、」 「どうでしょう、朱音さん、」笑 「えっ、、それいやらしいです。円城寺さん、」汗 「美人の朱音さんを褒めた句なんだけど、」 「まぁ、美人だなんて、褒めすぎ、円城寺さん」
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