第一章 淫靡

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なぜ朱音は、そんな行動をとったかと言うと、 旦那浩との初夜以来、性行為をしてくれない。 それも、浩の剛柱を朱音の女芯貝に入れただけで、シャワーを浴びて、 さっさと一人で寝てしまった。 浩と明音は、見合い結婚で、その前に性行為は無い。 そんなこともあり、朱音は欲求不満が溜まっていた。 それが四年も、、だけど不倫する勇気がない。 モヤモヤと、、悶々とした日々を過ごしていた。 自分の指で間際らしても、この身体は満たされない。 朱音は、欲求不満の塊になるのではないか? と不安を抱いていた。 何処かに性欲を満たしてくれる男が現れないかと思ってもみた。 それは、人妻の身である朱音には罪なのか? 朱音の中に欲情にまみれた鬼でも飼って仕舞わないように、 理性をコントロールするしか無い。 そうなのであろうか? 鬼に支配されてしまいたい。
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