姫子

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朱音は、花火大会というと余り良いイメージがなかった。 子供の頃観た花火大会、人混みが酷くて、大人たちに押しつぶされていた、 花火は良く見えず、しかも蚊に刺される! 朱音は、虫に刺されやすい体質なのか?刺されるとその痕が五百円玉ぐらいに腫れ上がってしまう。 学生の頃、彼氏に誘われも、その都度断わっていた。 なのになぜ?今回姫子と行こうとしたのか? それは、小さな花火大会でありそうで、東京湾大花火大会とは違うと思ったからであろう。 朱音と姫子は、七四五五邸に帰ってきた。 すると、早速、試着したくなって、姫子のきものを着付けさせてやる。 鏡を見せて、 「良く似合ってるよね、姫子ちゃんは、首が長いし細っそりしてるから、」 「お姉さんも、首が長いじゃないですか、しかも肌白いし、」 「やっぱりそこは、細いって言わないのね、」汗 「いえいえ、十分細いですよ、」 「いゃ~最近肉が付いてきて、ポッコリお腹になってしまった!」 「そうですかね、抱き心地いいですよ、」笑 「しかも、姫子ちゃんは、胸大きいね、カップは?」 「Cぐらいかなぁ、」 「いや、もっとある、Dカップでしょう、」 「いゃ~バレました?」 「わたしは、Bだけど、、もう少し欲しい、」 「でも、和服は、似合わないんですけど、わたし、、」 「まぁ、そう言うことにしておきましょうかね、」笑
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