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物心つく前から恵は俺のそばにいて、それは当たり前のことだと思ってたんだ。
恵は俺のものだって思ってた。
恵はいつも俺のことをクラスの人気者とかモテるとか言うけど、それは間違っていると思う。
確かに惠はクラスの中心人物とは言えないと思う。
でもそれは恵が綺麗すぎるから。
ほら、高嶺の花ってやつ?
綺麗すぎて話しかけられないの。
あと、俺が牽制してるのもあるけどね。
可愛くて綺麗な恵を誰にも渡したくなくて、これが”好き”なんだって気づいたんだ。
恵が俺が触るたびに頬を赤く染め、潤んだ瞳で俺を見上げるようになったのはいつだったかな。
俺がめぐが好きだって気づいてからしばらくしてからだったと思うんだけど。
恵の様子を見ていて恵も俺が好きだって気づいたんだ。
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