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思い出したら、また腹が立ってきた。
処女いくらで売るとか聞いてきて、本当にサイテーなヤツだったわね、あの王様男！
誰があんな男に売るもんですか！ 女をバカにしてっ。
っていうか、売り物じゃないし。
でもまあ、いいわ。もう会う事もないでしょ。
あの男の事を思い出すと色々と腹が立つから、思い出すことはもう止めちゃお。
プレゼントは買えなくて残念だけど、ケーキ作って心を込めてお祝いすればいいか。仕方ないもんね。超財政難だし。
また、何かで臨時のお金が入った時にでも、プレゼント買って、美味しいご馳走作ってあげよう。
朝食を終え、片付けをしてお遊戯を行った。
子供達は本当にカワイイ。毎日子供達に囲まれて過ごせる幸せに、神様、感謝します。
誰一人欠けることなく、すくすく育ってくれますように――
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