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「…異世全域へ告ぐ。これで最後とする。構えよ」
「兄様ー、何処ー?」
「どうした?」
「あ、居た。」
「夢視で呼ばれたの。」
「誰にだよ…」
「んー…一杯!」
「お前な…」
「連兄様には逢うよ。」
「僕と一緒に行くの、出ておいで。」
『主人!俺を連れてけ!」
「出やがったな、馬鹿狐」
『主人、今日は何処までだ?地獄か?高天ヶ原か?黄泉比良坂か?何処までだって、付いて行ってやる』
「そんな所には行かないよ、クロ。逢魔ヶ原だよ。」
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