目次・あらすじ・キャラ紹介

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登場人物 ●オンラード・プロゴニスタ(ファスマ)(20歳)  イスブルグで並ぶ者なしと言われ、他国にもその名を轟かせる最強の英雄騎士。  次期皇帝に選ばれていたが親友のロクーラに裏切られ、家も両親も名前も全て奪われ剣奴にされてしまう。闘技場での名はファスマ。  全てを奪ったロクーラへの復讐だけを心の支えとして生きている。 ●徳川 桜(とくがわ さくら、14歳)  東の小さな島国「ミギの国」の姫君。イスブルグ帝国との戦争を回避し、同盟を結ぶ条件としてイスブルグの皇帝と結婚することになり、海を越えてやってきた。  自分の意見をはっきり口にし、一度決めたことは頑として貫く強さを持つ。勝気な性格に反して争いごとは好まず、人の血が無意味に流れる殺し合いを嫌う。 ●不破 景義(ふわ かげよし、20歳)  幼い頃から桜に仕える幼馴染であり、最も近しい従者。初めて会った時から桜に淡い恋心を抱いてきたが、叶わぬ恋だと心の奥底に押し込めていた。  練習が間に合わず、イスブルグの言葉は聞き取れても話せない。  剣術の腕は「ミギの国」でも評判で、オンラードもその才能を認めたほど。 ●ロクーラ・エンペラドール(19歳)  イスブルグ帝国の現皇帝であり、オンラードを裏切った元親友。  とある理由から桜姫を花嫁に迎え、彼女が首都に来るまでの護衛をファスマ(オンラード)に依頼する。  目的のためなら手段を選ばず、友人や身内でも容赦なく手にかける冷酷な性格。 ●ユキカ(23歳)  裏の仕事を専門とするロクーラ直属の部下。  ロクーラに命じられ、首都までの道中の案内役として桜姫の旅に同行する。  表向きは姫の侍女だが、とある密命を果たすため、裏で暗躍している。 ●オルグ(25歳)  イスブルグの宰相。家柄と才能に恵まれ、英雄として注目と期待を一身に浴びてきたオンラードを目障りに思い、ロクーラの計画に協力した。  以来、公私共にロクーラを近くで支えている。…というより、体よくこき使われている。 ●セリウス(22歳)  イスブルグの貴族。稀代の英雄と呼ばれたオンラードの事を心底尊敬しており、剣奴・ファスマの試合を見て、一目で彼がオンラードであると気づき、裏でオンラードを支援する協力者となる。
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