プロローグ

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 この子が目覚めれば、明らかになるだろうか。考えながら、少女を自分のマントで温かくくるむと、白い獣の背に乗り、少女を抱えるようにして前に乗せ、全速力で走らせた。  ――故郷、アルドレアへと。
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