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〇シリウス五世――誇り高き教皇女
五賢教の最高聖職者、第148代教皇女。二十八歳。
教皇女とは青大陸最大の権力者である。
傷を一瞬で治す「奇跡の力」の持ち主。
豪華でボリュームのあるドレスに、青いアゲハチョウの仮面をつけている。
サンとは同じ修道院で育った。
信頼するサンにソラを託す。
〈性格〉
口が悪く、態度は横柄。だが、自分の権力を誰よりも客観視しており、常に人の上に立つ者として、冷静に物事の進む道をとらえている。
口癖は「私は偉そうなんじゃなく、偉いのよ」。
〈秘密〉
子供を産めない体。バチカンと対立しており、秘密が漏れれば、すぐさまその地位は失われる。
また無神論者でもある。災厄も幸福も、信者と非信者の間に差がないことから、神はいないと結論付けた。しかし、真理と信仰は別であり、信者が望むなら教皇女として五賢教を守ろうと考えている。
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