ジパング東遊記

登場人物

〇ミシェル・ド・ノートルダム－－神を手に入れようとした人間

本作の敵。
かつて教皇女の主治医をしており、同時に占星術師として青大陸中の宮廷人から熱烈な支持を得ていた。
しかし、経歴がすべて嘘だったことがバレ、バチカンを追われる。その際、五賢教の宝の一つである聖杯を持ち去った。
また、シリウス五世の秘密を知っており、預言を残した。

変身の術が使える。どんな姿のときも、つねに大きな指環をしている。

旅の後半、金泉国へやってきたアルマたちと出会う。金泉国の王に成り代わり、朝廷を支配していた。

〈性格〉
冷酷で無慈悲。自分の野望の達成しか考えておらず、人間としてのあたたかな感情は遠い昔になくしてしまった。

〈秘密〉
その正体はジパングのヒメが愛し、最もヒメを愛した人間、「イチ」。
五つの宝を集め、ジパングへの道をふたたび開き、金泉国の兵力を使ってジパングに攻め込む野望を持つ。