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半年後無事試験に合格した
私は一番いきたかった高校にはいることになった
母は泣いて喜んでいた
この日私は
高校を卒業したらいい仕事について
お母さんに一杯恩返しをしようと誓った
お母さん 私気づいてたよ
前より遅く帰ってくることも
台所で声を押し殺して泣いていたことも
新しい仕事が見つかったなんて嘘だと私は気づいていた
それでも気づいてない振りをしようと思った
だってきっと
私のためについてくれた嘘だから
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