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「あぁ~やっぱりさ、こうやって何でもない話とかしてる時ってほんと楽しいよね」
「てか、高校最後の夏だし、卒業したらこうやって集まることもなくなっちゃうのかな?
会わなくなるとここで過ごしたことも忘れて…」
「いやいや、寂しいこと言わないでよ
出来る限り集まろうよ!」
「そうだよね…!」
「でも何かしらインパクトがある事がない限り忘れちゃいそうだよね」
佑稀は顔を上げ、碧の横顔を一瞬寂しげな顔で見つめた。
しかし、すぐに表情を戻し、視線を手元に移す。
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