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夏休み最後の週、いつものメンバーで2泊3日の旅行に来た。
海水浴をしたり、バーベキューをしたり、一日中はしゃいだ。
そして日が暮れた頃、 花火を始める。
「…これからもさ、この関係が続くといいね」
ふいに、線香花火をじっと眺めていた碧が呟くように言った。
「ちょっと、しんみりと言わないでよ(笑)
この間も言ったけど、いつでも連絡取り合って集まろうよ
大人になっても変わらずにさ」
「そうそう!」
「うん、そうだよね
ちょっと線香花火見つめてたら何となく…(笑)
もちろん、佑稀もね!」
横で静かに花火をじっと見つめていた佑稀に声をかける。
「…はい!」
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