春画絵師の神様

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「さっきから息を殺して僕の絵を後ろから眺めてるのバレてるからね」 鉄也は絵の具を片付けながら後ろを振り返らずに呟いた。 声色は低く、まるで別人だった。 冷たい口調に美春の心は一瞬で凍りついた。
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