547人が本棚に入れています
本棚に追加
「これは……たまらないな」
散々乳房を弄んだあと、薫樹は芳香のスカートに手を入れパンティーをはぎ取る。
「あ、え? え?」
芳香はいきなりの愛撫と珍しく強引な薫樹に戸惑いを隠せない。
「いいものがある」
パンティーを脱がせた後、薫樹は引き出物の中から、小さな箱を取り出した。
「これも清水君が香り付けしたものらしいよ」
「え、そんなものが……」
グローバルな二人は引き出物にコンドームを入れていた。『不用意なセックス』は子供たちにとって不幸になることであると施設で育った環はよく知っている。
コンセプトに感心している芳香を横に、薫樹は愛撫の手を緩めない。スカートの中に潜り込み、芳香のムスクが漂う香りの元へ顔をうずめる。
「きゃっ」
香りを嗅ぎながら、舌を内部にねじ込み、蜜を出させ、舐めとる。芳香は性急な強い刺激に足をびくびく痙攣させた。
「あん、ああん、も、もう……」
「欲しくなってきたかい?」
すっかりと濡れそぼり、熱くひくつく蜜源を二本の指で浅く深く出し入れしながら薫樹は香りを堪能している。
「あ、ん、ほ、欲しい……」
「どうしようか……。先にイキたい?」
尋ねられたが芳香にはもう欲しいと思う気持ちしかなかった。いつも絶頂を迎えることはあったがまだ二人は繋がっていない。
最初のコメントを投稿しよう!