プラネタリウム

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「意外とあるんだよ。新宿御苑とかもいいよ。桜の時期が来たら行こうよ」 「まあ、岐阜の山奥に比べたら全然だけど」 「そりゃそうでしょうー。いいなぁ。うち、両親とも東京だから、田舎なんてほとんど行った事ないの。流れ星とかいっぱい見えるんだよね?」 「うん。毎日見える」 「だよねぇ。流星群の時期だったら東京でも何個か見えるけど、なかなかタイミング合わなくて見れないんだよね。ピークが夜中だと眠くなっちゃうし」 「え。星見るためにずっと起きてんの?」 芹澤くんは明らかに『理解できない』の顔をしている。 「そうだよ。いいなぁー。私も岐阜で星見たい!」 「……いつか行けばいいじゃん」 おっ。照れてるけど、この反応は『俺といつか一緒に』って事だよね? 思わず顔がニヤける。 「お弁当食べよっか」 お弁当男子の芹澤くんは「俺も作る」と豪語し、引かないので、それならそれぞれおかずを持ち寄ろうという事に決めていた。 蓋を開ける。私は思わず目を見開き、声をあげた。 「すごい」 10月8日 今日は代々木公園でピクニック。芹澤くんのお弁当、女子力高すぎる!私も頑張らないと。 何ともフォトジェニックな芹澤くん弁当とともに、更新した。 ※ 11月はどこに行こう?私は今月最初のデート先を考えあぐねていた。     
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