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次の日、赤ずきんちゃんはおばあちゃんと一緒に食べる林檎をバスケットに入れて、おばあちゃんの家に向かって元気に出発しました。
(中略)
赤ずきんちゃんがおばあちゃんの家に入るとおばあちゃんがベットに寝ていました。
「あれ?おばあちゃん、なんでそんなに口が大きいの?」
赤ずきんちゃんが聞くとおばあちゃんは低い声で答えました。
「それは…お前を食べるためさっ!!!」
そう言ってこちらに飛び掛かってきたのはおばあちゃんではなく、大きなオオカミでした。
飛び掛かってきたオオカミを紙一重でかわした赤ずきんちゃんはあること気付きました。
一、 オオカミの口のまわりが真っ赤になっている事。
二、 おばあちゃんがどこを見渡してもいない事。
三、…おばあちゃんはもうこの世にいない事。
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