それでも君に恋してた

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自分をアレ?と思い始めたのはいつだったのか、今となってはわからない やたら小さい時だった気もするし、小学生だったような気もする 普通なら女に興味を持つはずの頃、目が行くのは同性で年上だった そこに好きだと言うハッキリとした感情がなかったせいもあり、あまり気にしてなかった。 が、15になる頃には、さすがにおかしいと思い始めた 教育熱心な親のエゴで毎日の塾に、土日は家庭教師と半日を勉強 息がつまるほどの生活の中、また自分のことにも悩んでた 同性が好きなんだと認めたくなくて、告白してきた女の子と付き合ったりもしてみた だけど違和感と嫌悪感しかなくて自然消滅 それを3度繰り返した夏休み前、家庭教師が女から男に代わった
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