始まりは突然に

2/3
前へ
/3ページ
次へ
毎日のように通っているコンビニがある。 家の近くのそのコンビニには、飲み物の種類がとっても多くて選ぶ時間も至福の時間になる。 「今日はどれをお供にして勉強しようかな?」 高校二年生になってからは塾に入ったり、学校から帰っても勉強の毎日で楽しみがこれしかなかった。 「よし、今日はクリーミーラテにしよう」 今日一緒に頑張る飲み物を決めて、レジに並んでいるとものすごく綺麗な男の子がお会計をしていた。 俳優さんにいてもおかしくないくらい綺麗な顔をした男の子…… そう思いながら見つめていると目が合ってしまった。 はっと恥ずかしくなり、すぐに目線をそらした。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加