声蛍

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声蛍

羽を捨てて土を踏む 冷たく燃える大地を 光るよりも語りたいの 闇の果てに 静かに残す熱が私に波を起こす 初めて抱く願いは果てしなく天に昇る 消えて巡る流れに 還れなくても良い 貴方と生きて行く 瞬間を選んだ この夜は明ける 月痕が残る空 もう光れないけど貴方の側にいる 羽を捨てて地に降りて 冷たい夜に怯え 生きていると叫びたいの 闇の果てに 清らかな水の歌 私の背中を押す 魂の泣き声に いつの日か届くように 恋しさや苦しさを 教えてくれた人と 私は生きて行く 瞬間を愛して 月痕が残る空 運命に痕跡を残す 貴方の声、温もりで 生き抜く価値を教えて 哀しみより歓びの涙を願う 羽を捨てて土を踏む 冷たい夜を越えよう この想いを歌いたいの 闇の果てに
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