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『「蒼魔の塔」にようこそ！
この塔は全5階層から成り立っています！
最上層に待つ「□□」のところに辿り着くまでには、一階につき一種類、合計で四種類の関門を突破しなければなりません！
第一層「幻魔」
第二層「海魔」
第三層「紅魔」
第四層「刃魔」
そしてーー第五層「□□」。
見事「□□」を倒すことができた場合は、□□□□□□□！
□□□□□□□□！□□□□！
――それでは頑張ってください！」
「……なんやこれ？」
所々、文字が抜け落ちたその文章に対して、八千代が訝しげにつぶやく。
「なんというか、今日の『異変』のために作られた文章じゃなさそうだな。たぶん、この塔に入ったときに、もとからこのメッセージが流れるように設定されていたんだろう」
額に手をあてて、その空欄を推測するように、ガイが首をひねる。
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