甘い蜜

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「はっ、あっ…んっ、もう、あっ……っ…」 子宮がギュッと締め付けられて 彼の指の動きに集中していると 脚先まで力が自然と入っていく。 「イク時はちゃんと言って。ほらっ……」 「イクっ……あっ、あんっ、ああぁぁッ!!」 “ボタボタボタッ……” 彼の腕を伝って 布団や彼の太ももを濡らしてしまった。 申し訳なさの気持ちがありつつも あまりの気持ち良さであまりよく考えることができない。 目の前にいる彼の腕に どさくさにまぎれて抱きついてみた。 彼もそんな私を受け入れてくれて 腰に腕をからめてきてくれる。 私は彼とずっと こうやって抱きしめて眠りたい。 だけど、彼の左手の薬指の指輪がそんなことは許してくれない。
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