0人が本棚に入れています
本棚に追加
本文1
「終末の彼女」
「世の終わりのラッパ鳴り渡る時、世は常世の朝となり、救われし者は四方の隅より、皆主の下に呼ばれん。その時我が名も、その時我が名も、その時我が名も、呼ばれなば必ずあらん。
その時眠れる聖徒蘇り、栄えの体に変わり、我らも共に携え上げられ、空にて主に会いまつらん。その時我が名も、その時我が名も、その時我が名も、呼ばれなば必ずあらん。」
聖歌第634番
*
20xx年、一発の核弾頭がテロリストの手に渡った。
そのテロ集団はアメリカに対抗するシーア派のテロ集団であり、イランの保護の下で動いていた。
イランは核を厳重に保管していたが、ある日、このテロ組織に移動式の核ミサイルが渡ったのである。
どういう経過でそれがこの組織に渡ったかはわからなかったが、移動式のミサイルであり、どこからでも発射できる戦術核であった。
最初のコメントを投稿しよう!