0人が本棚に入れています
本棚に追加
ぼくにはなんの「依り代(よりしろ)」もありません
ぼくには、
なんの「依り代(よりしろ)」も、
ありません。
そこが、『モッキング・バード』の勢力と、
ぼく、矢崎潮(やざき うしお)の、
ちがいです。
「支えとなってくれた」のは、『創造士』の、『ライダー先生』です。
おそらく、もう、『モッキング・バード』よりも、
『ライダー先生』のほうが、
「格上」だと思います。
いま、『モッキング・バード』がいる場所に、『ライダー先生』のミニバンで、向かっています。
『ライダー先生』の、『モッキング・バード』に対する「憎しみ」を、
『新しい時代の流れを巻き起こす力』に、「変換する」のです。
『ライダー先生』は、あの油そば専門店での乱闘のあとで、ぼくに、鎮静剤を与えてくれました。
「これで、『新しい時代の流れを巻き起こす力』を、温存できるはずだ」
あたたかい声で、『先生』は、おっしゃいました。
ぼくは、「ぶち込み」ます。
真正面から、『モッキング・バード』に「特攻まし(ぶちかまし)」をかけて、
ヤツを、『モッキング・バード』を「轢き殺した」あとで、
『アトム』の「居場所」をさがして、
それで、
それで、
それ……で……、
最初のコメントを投稿しよう!