勝ち誇るモッキング・バード

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勝ち誇るモッキング・バード

『創造士・ライダー』よ。  おまえは、少し、「勘違い」をしているようだ。    おまえは、「独断専行」で、矢崎を「教育」してしまった。  結果的に、おまえは『マッド・ドッグ』の「和を乱してしまった」。  おまえは、突き進みすぎた。  初めのうちは、矢崎の「全身全霊をかけての『ぶち込み』」とやらも、それなりに「うまくいっていた」し、    認めよう、  「送り出した」矢崎、  彼は、「送り出した」当初は、  『アトム』をおびやかす存在、  否、『アトム』よりも、  その「無鉄砲」な「勢い」においては、  たしかに上回っていた。  しかし、『ライダー』よ、  おまえは、『マッド・ドッグ』のなかで、  「ひとりよがりな存在」に、  「わがままを押し通してしまうような存在」に、  成り果てていたのだ。  その「独善性」を、おまえは自覚できなかったのだ。    おまえの背後には、これから、  ペンペン草も生えないであろう、  それが何を意味するか、  おまえには、わからないであろう。  ならば教えてやろう、 『再誕』した『アトム』、  また、『新しい時代の流れを作り出す』べき存在たる、  わたしの『バードライン』は、     
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