第1章 選出

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国友は2年新主将の武中を呼んだ。 おーい、ぶちゅぅーーーっ!! (タケナカが正確な読みだがニックネームで呼んだ) ハイっ!なんスカっ。先生ぇ。 今、地稽古なんすけど、、、 1人かけると稽古になんなっすよ! ウチは少ないんだから!! ごめんごめんっ。 再来週の個人戦どーするぅー? 東片か結城のどちらか出さない?か? はぁ?まぁ、結城は初心者だから 東片で良いんじゃないスカ? ぶちゅうは、印旛出身だよな? イッコ上だろ?東片は、どうだった?観たこと有る? いやぁーーー無いっすねぇーーー。 ぶっちゃけ。あいつ、中学時代の船橋との交流戦の時しか観たこと無いっすよ。 でも、そういえば、去年の玉竜旗の時も来てましたね。アイツ廊下で挨拶しに来ましたよ。はは。 え?そーなの?いたの?あの時!? えぇ、まぁ、 とはいえ、強いかどうかは別として どっちでも良いんじゃないスカ? 戻りますよ?テキトーに決めてくださいよ。 そんなの!! と武中は稽古の輪に戻って行った。
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