第1章 選出

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みくりとミオは自転車通学の為 他の皆は 手を振って別れて バスに乗った。 二年生の武中早苗が同学年の伊佐玲子へ話しかける。 レーコ!!今度の個人戦 黒亜高校、、、出るんじゃない? コクアかぁーー??確か団体は組める人数居なかったはずだよね。 1年の渋谷あかりが聞き耳を立てていて 直ぐに反応した。 コクア?てなんスカ?強いんすか? 渋谷ぁーあんた達もなかなか強いけど、 団体に出られない人間の中にも、やる奴はいるよ。 松戸の黒亜高校の2年の神喰って奴、、、 ヤバイんだよ。 カミクイ??なにそれすげえカッコ良い名前っすね。本当にそんな名前あるんすか? 武中が答える。 うん。まじで主人公級の名前なんだけど、、、 ヤバイ奴なんだよ。 レーコの地元地区の奴で中学ん時から反則ばっかする奴で、結構怪我をさせられた奴がいっぱいいるんだよね。 伊佐玲子も付け足す。 そうそう。中学の時は裏ではハンソクキングって言われてたよ。それで高校で黒亜に入って更に凶暴さが増して来てんだよね。 あそこの先生って、 見られなきゃ反則取られなきゃ それは反則じゃない!剣道はスポーツじゃない!武道なんだから潰してでも勝て!怪我上等!の先生なんだよねぇ~。
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